ヘヴィーメタルバンド

私は中学校の時に同人と思える友人がいました。

その友人がなぜ同人だと思えたのかというと、さまざまな面が自分と似ていたからです。

まずはじめにその友人と自分が同人だと思えたきっかけは、同じアーティストが好きだと分かった時です。

その友人と私は偶然出席番号順が前後同士で自然と話すようになったのですが、話していくうちに信じられないくらい自分と話が一致すると感じました。

その当時お互いに好きだったのがあるメタルバンドだったのですが、その時は知名度が比較的低めのバンドだったので密かに「どうせ同じ趣味の人なんていない」と思い込んでいました。

しかも、中学生ということもあり更に同年代で同じ趣味の人なんて見つからないと思っていた中、たまたま出席番号順が前後になった友人が同じ趣味だったのです。

これこそまさに「類は友を呼ぶ」というものだと思いました。

その後私とその友人は親友になり、家に泊まりに行ったり一緒にライブに行ったりと本当に楽しい思い出を作ることができました。

私はずーっと仲良しでいたかったのですが彼女は大学進学とともに遠くへ引っ越してしまい、それからは連絡の回数が減って徐々に全く連絡を取り合わなくなっていきました。

たまに私が彼女が住んでいる所に遊びに行ったりしましたが、お互いに社会人ということもありそんなに頻繁に行くことはできず自然と疎遠になってしまったという感じです。

その後彼女は引っ越し、今では住所すら知りません。

大人になるにつれて同人と思えるほどの友人に出会うのはなかなか難しいと思います。

ある日ふと中学時代の同人のことを思い出し、「もっと頻繁に連絡しておけばよかった」と後悔しています。

考え方も似ていましたし、自分のやり方次第で一生仲良くできそうな子だと思えるので。

また、大人になってからはますます同人の存在は貴重だとも思うようになりました。